2025年9月20日土曜日

聞き書き 神戸と文学

9.11 テレビの情報番組は1時間近く猛暑と各地のゲリラ豪雨報道含めて天気予報。政治ニュースは与党の代表選び。政治家は立候補意思表明や出馬発表やら政策やらを小分けして出てくる。放送局は広報担当している。在阪各局は万博PR、もうすぐ終わるから早く行けと煽る。ついつい見てしまう。

9.15 敬老の日。孫に相撲番付表ほか宅配便送る。

『聞き書き 神戸と文学』(神戸「人とまち」編集室編・発行、1979年)読む。1970年代に池本貞雄という人が主宰した雑誌「人とまち」から作家インタビューや対談をまとめたもの。田辺聖子、筒井康隆、灰谷健次郎ら地元に縁ある作家の他、詩・歌・俳壇の人たち、研究者が語る。及川英雄と林喜芳による「戦前の文学」回想も。

〈神戸は「六甲山や神戸港」で代表されるものではないし、近代百年の歴史でもって証明できるものではない。/「土着の文化がない」「文化は育たないまち」と泣言をいうのではなく発見することである。/人間のあるところ、生活は続き、如何なる辺境といえど歴史は毎日刻まれていく。/歴史を刻む人間がいる限り文化は大地に根をおろす。〉(池本「人とまち」創刊のことば。池本は197811月死去)



9.17 「BIG ISSUE510511。スーさんとシュワちゃん。最近ヂヂイは販売員さんに会えないが、家人はよく会う。



9.18 『聞き書き 神戸と文学』で紹介していた本を借りようと図書館来たのに、貸し出しカード忘れたおバカ。また今度。

9.19 暑さやや和らぎ、仕事も楽。退勤後、みずのわ社主と三宮の書店訪問、店長さんにイベント相談。7月に異動があったそうで、初めてお会いする。

(平野)