2026年5月7日木曜日

飛ぶ孔雀

4.295.5 孫姉妹やって来て賑やか。姉妹ケンカ・母娘ケンカあり、笑って、怒って、泣いて、食べて、寝て……を繰り返す。雨が降ったりやんだり、遠出せず。トランプ・オセロ、お絵かきして、おもちゃ散らかして、近所買い物・散歩。なかよしご近所さんたちに挨拶まわり。大阪の親戚が孫たちに会いに来てくれて、海外留学お嬢交えてLINE電話。ヂヂババ非日常の一週間終了。

5.6 大阪親戚故人の住まい片付け手伝い。おおかたは親族が片付けしていて、ヂヂババは特にすることなし。思い出話で懐かしむ。

  山尾悠子 『飛ぶ孔雀』 文春文庫 



 2018年文藝春秋より単行本出版、2020年文春文庫。2018年、泉鏡花文学賞、日本SF大賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。

 幻想的な物語だが、ヂヂイはストーリーを説明できない。誰がどうなって、何がこうなって、という筋道をたどれない。

火が燃えにくくなった世界を舞台に、時空を超えて様々な人物が登場して様々なエピソードが語られる。岡山の後楽園とか神戸のロープウエイのイメージや、大災害・大事故後の印象を持つが、あくまでヂヂイの想像。神話、難解な詩を読んでいる感覚。表題の「孔雀」は大茶会開催の庭園で放し飼いされている。火を盗みに来た双子が孔雀に襲われる。

〈飛ぶ孔雀は飾り羽根を畳み、下から茶色の風切り羽根の列をあらわして烈しく飛翔する。苛烈な羽音、艶やかな光沢のある青い首を低く伸ばし、闇の奥から不意をついてあらわれる。その目は狂気であり凶器、異形の縁取りは血の赤。〉

(平野)