2020年1月23日木曜日

日が暮れてから道は始まる


1.18 午前、元町原稿「ブラジル移民」。午後買い物、元町駅前『BIG ISSUE375号、本屋さん、『ザ・うらたじゅん』(第三書館)近藤ようこ『夢十夜』(岩波現代文庫)
 



ブログで紹介したイベント。さんちか古書即売会は場内1周するのみ。花森書林『イマヨシハヂメ原画展 古本屋にいこう』、海文堂の「元町古書波止場」レイアウト図や古書市フライヤー原画あり。目録(原画集)購入。東京池袋「古書ますく堂」店主に遭遇。まちづくり会館「吉岡充水彩画展」、震災から25年間の神戸、阪神、播磨の風景。ここでも海文堂の絵(2007年)。
 
 

1.19 お年玉年賀はがきで切手当選3枚。自己記録更新、身の丈にあった運。五さん、高さん、田さん、ありがとう。

1.21 図書館に本返却して、ギャラリー島田DM発送作業、2月「永田耕衣」、楽しみ。改めて開催中の「木下晋展」を見る。制作中にアクシデントで破れて補修した部分、確かにあった。

本は「ユリイカ菊池信義」終了して、都築響一の「独居老人」。
 それから足立巻一『日が暮れてから道は始まる』(編集工房ノア、1987年)。新聞連載コラム、詩評論などをまとめた遺稿集。書名は、鉄道会社のPR誌で街道を取材していた時に思い浮かんだことば。勤めていた新聞社を去り、下請け仕事で食いつないでいた。

……長い歴史を考えながら古い道を歩いていると、自分の半生が不意に省みられ、そんな感懐になったものらしい。いままでの生き方はすべて準備であり、あるいは徒労であり、これからが本番なのだと追いつめられていたのにちがいなかった。それが実感となったのだ。〉
 
 

(平野)