5.30 お笑いで、おばちゃんが座席の狭いスペースに強引に体を入れ込んで、というのがあったけれど、最近はあんまり聞かない。ヂヂイそれを体験。大阪梅田に向かう電車内でのこと。今どきの座席は一人分ずつ凹凸つけて余裕持って座れるようになっている。5人掛けのところ2人座ってあと3人分。そこに体格の良い3人が座ってきた。逞しいというより、デッカイ! どう見ても3人は無理。でもね、最後の人がヂヂイの隣の隙間数十センチに入ってきた。細いヂヂイは精一杯身体を縮めて手すりにしがみついてデッカイ人と密着のまま約30分。
梅田で落語「桂吉弥独演会」。上方落語協会会長選挙や師匠吉朝の思い出話、時事ネタのマクラ楽しく。演目は、新作「AIしてる」、「狐芝居」(小佐田定雄作)、「帯久」。
5.31 「朝日歌壇」より。
〈古本屋が酒の安売り店になりビール日本酒洋酒が揃う (狭山市)奥薗道昭〉
〈連休は時空を超えて旅をした地元の本屋とミニシアターで (名古屋市)百々奈美〉
6.1 全国を取材し、ブックイベントを手掛ける編集者アヤさんから神戸でのイベントお誘いあり。全国の書店ルポを出版したライターさんとご一緒。福岡アリスを誘ったら、地元の変人クラブ寄り合いと重なる。アヤさんとは久しぶり、ライターさんとは10数年前にお会いしたことがある。1003(神戸市中央区栄町通1丁目 東方ビル)にて。
〈街に「本のある場所」が必要な理由〉 南陀楼綾繁×井上理津子
6月6日 18時 参加費 1500円
https://www.instagram.com/p/DYbg4oWgTex/
2010年初版、国書刊行会刊。幻想小説掌篇15作。
蛙の王、荒れ野の美神(ヴィーナス)、人魚、美貌の双子、冬眠者と首、纏足、龍、腸詰宇宙、大理石の糞……。書名の「歪み真珠」とは、「バロック」の語源。天然真珠の「歪み」=偶然が複雑に入り混じった自然美。
〈……「バロック」という美学的名称の原義とされることばだが〉本書作品は、豪華絢爛、荘厳、威風堂々というより、〈……より優美に、たおやかに洗練させた風情であり、細部に瀟洒なロカイユ文様のふちどりを凝らした、さしずめ王室晩餐用の贅沢な小菓子(プティ―・ガトー)然とした、気負いのない、すぐれてノンシャランな拵えで僕たち読者を魅惑する〉(解説・諏訪哲史)。
(平野)