2026年5月16日土曜日

鶴見俊輔の発想法

5.12 今日行った本屋さん、有人レジを休止していて、書店員さんがお客を無人レジに案内して教えている。人手不足とか人員削減とか、いろいろ事情があるのでしょうが、検索機で本探して、セルフレジで会計して、だんだん味気なくなる。ヂヂイは取り置きの本があったので通常のレジで会計してもらう。

夕方、埼玉・いわさん迎えての年一回の飲み会。会場に向かう途中出会った古書店主を誘ったらメンバー入り。のの様出版記念の乾杯。

いわさんは仕事のかたわら毎月地元で古書とジャズのイベントを主宰。

こばさんは仕事引退して、ボランティアと句作の日々。自分の写真をAIに「これは誰?」と質問したら、著名な歌舞伎俳優との回答あったそう。そんなことして遊んでるんや~。

5.16 ギャラリー島田DM発送。ギャラリーと縁深い画家、石井一男さんが3月に亡くなった。毎年恒例11月の展覧会は石井さんの画業を偲ぶ場となる。

5.18 作家・佐藤愛子さん逝去、102歳。『愛子』『血脈』。

 

『鶴見俊輔の発想法』 

藤原辰史・黒川創編 編集グループSURE 2400円+税



故鶴見俊輔の蔵書はじめ日記、ノート、写真などの資料を公開する「鶴見俊輔文庫」開設準備中。実現に向けて、2025119日京都大学でシンポジウム「鶴見俊輔のコスモロジー」を開催。本書はその講演と討論を掲載。また資料公開の第一歩として鶴見の日記(1940.912)を翻刻、注釈を付して収録する。

 

序論 鶴見俊輔の発想法  藤原辰史

第一部 シンポジウム「鶴見俊輔のコスモロジー」

ノートに彼は何を残したか?  黒川創

記憶と人物交流  鶴見太郎

鶴見俊輔とジャーナリズム思想  根津朝彦

転向論再考  福家崇洋

討論と質疑 鶴見俊輔はどこから来たか

第二部 「鶴見俊輔日記」より

 

日記はハーバード大学第二学年前期にあたる。勉学の悩みや健康不安、留学生仲間との交流が綴られる。著名な学者の教えを受け、試験の結果に落胆。たまに姉・和子の寄宿舎(自動車で6時間ほど)を訪問して心和らぐ。一年の反省として、「学問は大部(ママ)進歩した。相応の学校の成績をとった」。英語「前途程遠し」。

〈自分はあまり勉強してゐない。姉様にたいし、他の日本人留学生にたいし、維新の志士にたいして愧づる。/要するに僕は去年よりはよくなったと思ふが、良心のとがめること大なるものだ。良心的に考へると自分のいまの生活は全く不道徳きはまるものだ。〉

(平野)