2016年8月6日土曜日

加川広重フクシマ


    『加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸2015 フクシマ』 
同実行委員会発行

加川広重は東日本大震災を巨大絵画(5.4ⅿ×16.4ⅿ)に描いている。2011年「雪に包まれる被災地」、12年「南三陸の黄金」、14年に「フクシマ」を完成。

ギャラリー島田を中心に神戸の市民グループが13年から加川の絵画を展示し、芸術パフォーマンスを融合する「加川プロジェクト」を開催してきた。

15110日から18日、阪神淡路大震災20周年記念事業として、「フクシマ」展示をメインに、東北の「今と明日」をテーマとしたシンポジウム、音楽、舞踏、映画、写真、資料展示など多彩なプログラムを展開した。会場〈デザイン・クリエイティブセンター神戸KIITO〉。本書はその記録集。B5226ページ。

ギャラリー島田で販売、1500円。全額「アーツエイド東北」に志縁。
(平野)