2019年8月27日火曜日

彷書月刊 阪神淡路大震災


お江戸渋谷で見つけた『彷書月刊』バックナンバー、阪神淡路大震災後の特集2冊。
 
 

 19961月号「神戸だより・震災一年」

都市の記憶――きれぎれのメモ  加納成治(街の草)
地震、その時その後  寺島珠雄(詩人)
神戸のアラビアンナイト  大安榮晃(ロードス書房)
元気だして  林哲夫(画家)
震災づかれ  石井春男(書房B)
マン・レイとハナヤ勘兵衛  和田博文
19951月・神戸』を読む  田村治芳 本誌編集・発行人

4に兵庫県古書籍商業協同組合の「感謝とお願い」あり。

 982月号「震災3年・神戸の古本屋」

もう、忘れてもいい。  加納成治
精神的に重い本と肉体的におもたい本  宇仁菅民世(宇仁菅書店)
達磨十年  石井春男
コウベ、コウベ、コウベ……  大安榮晃
罹災日録(抄)  間島保夫(間島一夫書店)

(平野)
手持ちの古書店震災関連本

『兵庫県古書組合 十年略史 19861995』(兵庫県古書籍商業協同組合、1997年)
1部 年表 19861994
2部「震災小史 1995

日沖桜皮編『阪神大震災と出版 33名の報告と証言』(日本エディタースクール、1995年)
  加納成治、宇仁菅民世、島元健作(大阪・書肆梁山泊)が寄稿

『神戸の古本力』(みずのわ出版、2006年)
  林哲夫が震災当日のある名物店主のエピソードを古本一途ゆえの噂と断わって披露している。火曜日、通常なら古書会館で市の開かれる日。店主は時間通り出かけて行って「どうしてやってないんじゃー!」と憤慨した。