2020年6月16日火曜日

伊賀の残光


 6.11 雑誌の整理をしていたら、PR誌「ランティエ」(角川春樹事務所、201610月号)が出てきた。特集「青山文平・今井絵美子の世界」だった。そうかそうか、青山さんには4年も前に出会っていたのか、と思うけど、実は覚えてなかったということ。情けない、申し訳ない。

『伊賀の残光』(新潮文庫)、読み応えあり。太平の世、伊賀忍者末裔の役目は門番。余暇を利用してのサツキ栽培を活計とする。老主人公は剣の達人ながら、役目・暮らしに不満はない。でもね、友たちは自らの存在確認のため危ない役目を受ける。主人公は友のために立つ。
 
 

 6.12 職場の野鳥はもういない。10日夜、雛はまた落下したそうだが、その後行方不明。飛べるようになって旅立った、と思いたい。糞はまだそこらじゅうに落ちている。

 6.13 図書館。「若杉慧」の本を借りたいのだが、目当ての本は館内閲覧限定。早く通常に。
 娘から父の日ギフト届く。ありがたく。住民税通知書、愕然。

 6.14 北摂訪問。県をまたがっての移動は自粛せねばならないらしいが、墓参りは許してちょうだい。親戚たちと会うのは1月の葬儀以来(記憶違い、3月に会った)。
 住民税の件、なかよしイラストレーターがSNSに怒りの絵を投稿。家人によると、私は寝言で唸っていたそう。口内炎も疼く。

(平野)