2020年6月20日土曜日

鷗外の坂 兵庫の坂


6.15 朝の電車、学生君たちも増える。

6.16 臨時で午前中のみの勤務。早く終わるのは悪いみたい。帰宅して落語ビデオ三昧。
「古書片岡」店主から新刊著書をいただく。感謝。片岡喜彦『古本屋の四季』(皓星社)。紹介は改めて。
 
 

6.17 今日は介護保険と国民健康保険料金通知で、衝撃ガーン! どころか打楽器乱れ打ち状態。またうなされる。

本は、森まゆみ『鷗外の坂』(新潮文庫、2000年。初版は97年新潮社)。森まゆみは東京の谷中・根津・千駄木の生まれ・育ち。1984年から2009年まで雑誌「谷中・根津・千駄木(谷根千)」を編集・発行し、地域の歴史・文化と人・町の魅力を伝えた。

文豪・森鷗外もこの地域で半生を過ごした。著者は鷗外の生涯と町の移り変わりを重ね合わせる。家族友人たちが残した資料から鷗外を描く。
 
 

6.18 買い物がてら、本屋さん、文庫1冊。帰宅して晩飯用意して、「古書片岡」。図書館の脇を通ったら閲覧室も開放していた。これは嬉しい、次の休みに。

大倉山を越え、急な坂を登って兵庫区神田町。平家ゆかりの場所。西は平野商店街、有馬街道。北は祇園神社、五宮神社、臨済宗祥福寺。旧奥平野村。若き日の稲垣足穂や今東光は諏訪山から歩いて友人宅に通った。当時も今も住宅街。 

片岡店主に贈本のお礼を言って、本探す。案内書にあった目当ての本は売り切れていた。新開地の露天商人詩人・林喜芳の随筆掲載「歴史と神戸」96号(神戸史学会、1979年)西松五郎『神戸新聞による世相60年』(のじぎく文庫、1964年)。おまけしてもらった。
 
 

6.19 「ほんまに」セ~ラ編集長からメール。ジュンク堂書店明石店で「ほんまにバックナンバーフェア」開催。ありがたいこと。

ギャラリー島田からもメール、次回DM発送作業日決定。3ヵ月ぶり。

(平野)