■ 『このくにのサッカー 賀川浩対談集』 苦楽堂 1800円+税
賀川は92歳にして現役スポーツライター。神戸市生まれ、サッカー選手としても輝かしい経歴を持つ。2014年神戸市中央図書館(大倉山)に神戸サッカー文庫を開設。「このくにのサッカー」の「これまで」と「これから」について真剣に考えている人たちの話。
目次
第1章
戦略 岡田武史 川端三郎 桜井嘉人第2章 戦場にて 釜本邦茂 澤穂希
第3章 育む セルジオ越後 黒田和生、加藤寛 佐々木則夫
第4章 広める 加茂建 岸本健
第5章 温故知新 石井幹子 岡野俊一郎 デットマール・クラマー
(平野)
私はサッカーファンではない。記憶にある日本サッカーは、1964年東京オリンピックでのアルゼンチン戦勝利、次のメキシコオリンピックの銅メダル。そのあとは、〈ドーハの悲劇〉まで飛ぶ。サッカー本は読んでいないし、エラソーなことは言えん。
神戸まつりで人の多い三宮を通り過ぎて西灘ワールドエンズ・ガーデン。芸能人似(毎回しつこいと思う)の店主は芦屋のイベント出張だが、留守番さんがいて、おじさんはそれだけでハッピー。些細なことで喜ぶ。