2021年10月3日日曜日

明治の寄席芸人

 9.28 毎晩炊飯器のタイマーを翌朝炊けるようにセットするのだが、保温状態のままだった。家人は弁当なし。お米にも申し訳ない。飯炊き失敗ヂヂ。

 数日前の姉孫動画着。こっちにいる時から大相撲好きになって、テレビを見ている。お気に入りは「わたかたかげ(若隆景)」「かっこいいひと(遠藤らしい)「もうひとりかっこいいひと(琴ノ若らしい)」。「白鵬」と「照ノ富士」は「つよいひと」。お相撲さんみんな好きらしい。ヂヂババは「正代」を「まさよちゃん」と呼んでいる。ヂヂバカちゃんりん。

 9.30 「朝日」朝刊より。〈折々のことば〉は「声が大きな人をそんなに気にする必要はない。 辻山良雄」。荻窪の本屋Title店主。

 同じく「朝日」に訃報。漫画家さいとう・たかを死去、84歳。

中学生時代から私は「ゴルゴ13」を読んでいた。同級生が「ビッグコミック」を時々見せてくれた。少年誌でもなじみの手塚治虫、白土三平、石森章太郎ら巨匠がズラリいるけど、大人のコミック、の印象だった。伊坂芳太良のおしゃれな表紙だった。

娘と姉孫は10月生まれ。誕生祝い送る。

10.2 緊急事態宣言解除。早速図書館、新聞マイクロフィルム閲覧。元町原稿で調べ中の「神戸小学校開校50周年式」記事(193412月)を見る。でもね、私の予想より扱いが小さい。見出し入れても20数行、写真なし。私が勝手に大事業と思い込んだのか。

中学時代の友人、病院帰りと言って来訪。でも、前に会ったときよりは健康そうに見える。

午後、買い物。「BIG ISSUE」と本屋さん。積ん読、また増える。どんどんどん積ん読


 

 三遊亭圓生 『六代目圓生コレクション 明治の寄席芸人』 岩波現代文庫 

1460円+税



 江戸末、明治初めに遡り、芸人たちを紹介。落語、講談、義太夫や音曲、物真似から舞台に出ない下座(お囃子)まで。芸能史に名を残す名人、一世を風靡した人気者の他、多くの芸人が活躍し、消えた。圓生は6歳から芸の道に入り、プロの舞台に立ってきた。資料をひも解き(誤りも正す)、鋭い批評眼で個々の芸と人生を語り、残す。

古谷三敏のコミック「寄席芸人伝」(かつて「ビッグコミック」連載)のモデルになった人たちが続々。

(平野)