2022年5月24日火曜日

近代日本出版研究

5.19 ギャラリー島田DM作業。社長に特製「海という名の本屋が消えた」を見せる。次回作業日まで預ける。

5.21 診療所医師の時候挨拶、「田植えの季節やのに気温が上がらんなあ」。下町育ちの私には出てこないことば。この先生、カルテに私の家事力まで書き込む。

 孫電話。妹は自力で立てるようになった。一歩踏み出すまでもう少し。姉はまた絵本の世界。

5.22 花森書林で「海という名の本屋が消えた」製本家さんにご挨拶とお礼。私は極度の人見知り(?)なのに、店主は多忙。海文堂飲み会メンバー・のの様が製本家となかよしで同席、助かる。店用と店主用も見せてもらう。それぞれ布が異なる。

1983年の「こどものとも」、神沢利子・林明子「いってらしゃーい いってきまーす」見つける。

 元町駅前、「BIG ISSUE」販売員さんと久しぶりに会えた。430号、431号。

 



 『近代出版研究 創刊号』 近代出版研究所発行 皓星社発売 2000円+税



巻頭言より、「いまだ近代の書物についての知識の格納場所は日本にない」。

「日本の近代書籍について、小さな問題の登録所として」本書を刊行。

 執筆者は、図書館学や書誌学研究者、出版人、在野の古本研究者ら。

 目次より。

座談会 「明治期に活躍した出版社の近代性とは何か」

「立ち読み」の歴史

来るべき独学書史のためのプログラム

日記のすき間から掘り出す近代日本出版史

「幽霊版」(版数とばし)は大正初期に始まった? 他

 皓星社サイトで試し読みできます。

https://www.libro-koseisha.co.jp/publishing/9784774407623/

(平野)「立ち読み」という行為・ことばは日本だけ。どのような事情で「立ち読み」が始まったのか? 「立ち読み」研究。