2023年5月25日木曜日

電車のなかで本を読む

5.23 肩の不調はだいぶマシになったものの、まだ痛み・違和感あり。整形外科受診。老体劣化、無残。

5.24 孫電話。姉の幼稚園参観日。彼女は幼稚園ではおとなしくて、パパの感想「ネコかぶっている」。妹は園児にまじって遊んで興奮気味。

 

 島田潤一郎 『電車のなかで本を読む』 青春出版社 

1600円+税



 ひとり出版社・夏葉社社主、書き手としても活躍。本書は高知新聞社のフリーペーパー「K+」に連載した読書エッセイ。

〈本を読めば読むほど、知りたい世界が増え、本を読めば読むほど自分が無知だと知ります。/なんというか、本を読んだ時間に比例して、自分が若返っていく、そんな感覚なのです。〉

 結婚して、子どもが生まれて、家で読書する余裕なくなる。生活のなかで時間をやりくりして、難解な本や大長篇を読む人たちに感心する。著者の読書の時間と場所は電車のなか、片道25分ほどの電車内で必ず本を開く。出張の長距離移動は分厚い本・長篇を読み始める絶好の機会。

〈こころも、身体も、「さあ、これからぼくは本を読むのだ」という心地よい緊張感に包まれます。/それは、ぼくが人生のなかで、もっとも好きな瞬間のひとつです。〉

本を選ぶ、買うも含めて、読書で得た喜びと人との出会いを語る。

(平野)読書で若返り説発表。