2026年7月30日木曜日

影の縫製機

7.25 空犬太郎さんがnoteに海文堂書店の思い出を2回にわたって書いてくれている。

https://note.com/sorainu1968

7.26 「朝日俳壇・歌壇」より。

〈エンジンもハンドルもなく紙魚(しみ)は行く (富士市)村松敦視〉

〈「本も高くなりましたね」と思えども共感しあう本好きおらず (福岡市)犬山裕之〉

 大相撲名古屋場所千秋楽、優勝決定戦巴戦。勝ち抜いた安青錦関、敗れた霧島関と熱海富士関に拍手。

7.27 「朝日新聞」、鷲田清一〈折々のことば〉より。

〈大変な現状に堪えたり抗ったりするためには、やっぱり力が必要なんです。 佐藤純子〉稲泉連『増補 復興の書店』(岩波現代文庫、2026年)より。東日本大震災後、書店人はじめ本に関わる人たちの復旧・復興の過程を追った。20113月以降「週刊ポスト」で断続的に連載。2012年小学館から単行本出版。

https://www.asahi.com/articles/DA3S16513318.html?iref=pc_rensai_long_76_article

当時佐藤さんは仙台市の書店勤務。現在はイラストレーターとして活動。

 夕方ニュースでミステリー作家・東野圭吾さん逝去を知る。ご冥福を。

7.28  朝、墓参り。炎天下お参りの人少ない。それはそうやなあ~。草ボウボウで大汗。

 夕方、京のミホさんから暑中見舞いはがき着。猛暑とアルコールで脳天ファイラー進行中の様子。ヂヂイも負けずにボケボケ返事。

 またも熊本で大地震。被災された方々にお見舞い申し上げます。


『影の縫製機』 ミヒャエル・エンデ 文 ビネッテ・シュレーダー 絵 酒寄進一訳 サウザンブックス社 3800円+税




『モモ』『はてしない物語』で知られるドイツの作家・エンデの詩19篇と絵本作家シュレーダーの幻想的な絵のコラボ。1982年ドイツ語版原書出版。2006年日本語翻訳版が長崎出版より出版されたが、同社倒産のため長く読者に届かなかった。このたびドイツ語原文を付けて復刊。

「影の縫製機」

〈 縫製機/たたずむ/夜の砂丘/日の出まで/ブラバントの服きた/おんなが七人/ぬいもの はげむ/むかうは縫製機/しっかりとぬいつける/黒いリボン (後略) 〉

 不安な現在と未来を風刺する。

「夢の漁師」

〈 ほらごらん 闇の大船/ねむりの潮路にくりだした/人知れぬ さんごしょう/漁師は投網する/(中略 夢の穴場を知る盲目・年寄・変人の網元の合図で漁師たちが大小さまざまな夢を引き上げる)/一番すてきな夢 それこそきみにふさわしい!/愛するきみに たずさえてきた/ほら どうぞ! 今は見えないけれど/今晩ねるまで まっておくれ! 〉

(平野)