8.18 歯科定期診療。20数年通っているのに、院長以外のスタッフさんの名前まったく知らないできた。皆さん名札つけていない。長く担当してくださった衛生士さん何人もいらしたのだが(最長5年)……。インターン研修(?)の人が何度か名前を呼ばれていて、初めて知ったのが○○君。
8.23 「朝日歌壇」より。
〈本好きの意地を感じる絶やすまいと本屋のあとに本屋ができて (東京都)白河清〉
8.24 残暑と言うにはあまりに暑い。日本の暦とはますますかけ離れる。若い時は、流れる汗は仕事終わってビールで補給、だったが、もうガブガブ呑めない。
『茨木のり子全日記Ⅰ 1949-1952/1955-1962』 katsura Books 5000円+税
詩人・茨木のり子(1926~2006年)の日記全3巻の第1巻。本年は生誕100年、没後20年にあたる。
第1巻は詩人23歳から35歳の頃。三浦安信と結婚し、大岡信、谷川俊太郎らと同人誌に参加、「茨木のり子」のペンネームで詩作。ラジオドラマの台本や書評記事を執筆。有名な「わたしが一番きれいだったとき」は57年(昭和32)発表だが、日記には言及なし。私生活では新婚生活(献立、家計のやりくり、甘い生活も口喧嘩も)から家族・親戚・ご近所付き合い、本や演劇・映画の感想、それにマイホーム建設までの苦労も綴られる。
婦人雑誌編集者から詩を依頼されて原稿を渡すが、ダメ出しされて。
〈……字数を揃えることや、こまごましたこと、きいていると馬鹿らしくなってきて、しまいにはムカムカしてきた。マスコミというか、ジャーナリズムというか、そういうものが「詩」をどう考えているのかが、歴然とわかった。ツマミ程度にしか考えていないのだ。よくよく注意して引きうけねばならない。〉(1958年1月の記載)
(平野)