2.24 ギャラリー島田「暮らしの中の永田耕衣」、俳句と書。「悪筆」と言われるそうだが、私には判断つかない。同時開催の「金子善明展」は本を使った〈知層・地層〉シリーズ。人類の知と暴挙、自然災害も表現。ラテン語の聖歌本や江戸の和本、現代の文庫もあり。何の本が姿を変えたのか1冊1冊知りたい。島田社長とランチ。帰宅して元町原稿「ブラジル移民」。
2.25 ヂヂひとり映画、シネ・リーブル神戸「ゴッホとへレーネの森 クレラー=ミュラー美術館の至宝」。ヘレーネ・クレラー=ミュラーは個人でゴッホ作品約300点蒐集。夫はオランダ有数の資産家だったそうだが、栄枯盛衰は世の常。ヘレーネは蒐集品が散逸せぬよう、美術館建設を条件にしてオランダ政府に寄贈。1938年、夫人の名を冠した「クレラー=ミュラー美術館」が誕生した。
帰りに元町事務局に「ブラジル移民」原稿届ける。早速ミス指摘され、訂正。我ながら呆れる。確定申告書類作成して税務署。私は年金受給者・パート労働者、申告の必要があるそう。窓口で納付。
娘から「一時独居老人」に生存確認メール。孫の写真あり、絵本持ってうれしそう。またまたヂヂバカチャンリン。『ぞうくんのさんぽ』(なかのひろたか、なかのまさたか、福音館書店)シリーズ。
家人帰宅、土産は地産ビール。
2.27 『ひょうご部落解放』(ひょうご部落解放・人権研究所)で年2~3回本の紹介をしている。社会運動団体の機関誌だから一般書店には並ばない。わりとマジメに書いている。次号原稿を送付、都築響一『独居老人スタイル』(ちくま文庫)。
2.28 山折哲雄・綱澤満昭『ぼくはヒドリと書いた。宮沢賢治』(海風社)、宗教学者と思想史研究者が宮沢賢治の思想と文学――「雨ニモマケズ」手帳、友、農、宗教、戦争観を語り合う。書名は山折「あとがき」の詩から。
コロナ騒ぎで3.1(日)の落語会中止決定。残念、家でビデオ。(平野)