8.8 台風接近を心配しながら、お盆前の墓参りを早める。春のお彼岸以来だから草茫々。不孝者は黙って草むしりするしかない。
「朝日歌壇」より。
〈人通り減りて売り上げ激減すも「ビッグイシュー」の販売に立つ (江別市)成田強〉
「朝日俳壇」より。
〈いつか読む三十年の曝書かな (富士市)村松敦視〉
「BIG ISSUE」412号、スペシャル企画〈かこさとし〉。
個人的なこと。編集スタッフの中に久々知人の名を発見。復帰され、安心。
8.9 台風9号と共に娘一家は帰った。姉孫・妹孫との別れ、鼻と目の周りが熱くなる。第二子出産に伴う3ヵ月半の暮らし。ヂヂババは楽しく、賑やかで、慌ただしい日々だった。とはいえ、普段と違う生活に疲れも感じる。早速、孫の前では遠慮していたインスタントラーメンを食べ、2時間ドラマ(再放送どころか4度目5度目)を見、ゴロゴロする。
■ 『ISSUE 和田誠のたね』 スイッチ・パブリッシング 1600円+税
和田誠から編集者にインタビューを依頼。
〈和田誠は、一人の編集者に、創作の生成をテーマとしたインタビューを願った。/二人は信頼というだけではなく、かけがえのない時間の中で、豊かな未来を描く世界へとゆっくり歩いていった。/たとえばその物語は、少年時代の落書きからはじまる。〉
「和田誠」という木。その葉っぱ、実、幹、根っこ、さらに種へと迫っていく。
(平野)