2021年9月19日日曜日

大岡信 架橋する詩人

 9.15 仕事は休暇取得。朝散歩がてら昨日勤務のマンション、忘れ物引き取り。コロナで会社の会合や研修がなくなり、管理人先輩と顔を合わせるのは19ヵ月ぶり。

 帰宅して図書館、戦前神戸小学校の音楽教師のこと、大正時代同校のピアノ購入のことなど。

 買い物に出て、「BIG ISSUE414415号。

 


本屋さんで注文品と文庫、新書。ああ、つんつんつん積ん読(ズンドコ)。

 夜、孫姉妹写真届く。カメラを見ている顔がそっくりで笑う。こっそりちょこっと公開。

 


 9.18 台風が瀬戸内海を進んで来た。幸い被害なし。

娘から敬老の贈り物着。姉孫の誕生日が近づいてきたので、絵本を選ぶ。

 妹孫がゲラゲラ笑う動画届く。つられて大笑い、ヂヂバカちゃんりん。

 

 大井浩一 『大岡信 架橋する詩人』 岩波新書 880円+税



 詩人・大岡信(おおおか・まこと 19312017年)生誕90周年。改めて社会的文化的功績を見直す。

水の詩人、古典研究、文学・芸術批評、シュルレアリスム、大学教師、連句、連詩、新聞コラム「折々のうた」などなど。自分と他者、著者と読者、詩と批評、古典と現在、日本と外国、さまざまな橋渡し=架橋の役目を果たしてきた。

 著者は毎日新聞学芸部編集委員。

〈分断や閉塞感に覆われたこの二〇二〇年代の世界で、「架橋」という行為はいかにも素朴である。しかし、それは素朴であっても着実に、しなやかでしたたかに、人々の魂をほどき、結び合わせる希望のメソッドともなり得るものと考える。〉

書名は大岡の著書『詩への架橋』(岩波新書、1977年)から。

(平野)