11.2 「BIG ISSUE 418号」表紙とインタビューは「ABBA」。本屋さん注文品受け取り。コミックも。またまたまた積ん読♪
ご近所さんが孫となかよくしてくださるので、最新の写真を見せる。夜、姉孫とLINE電話。妹孫はすでにネンネ。嗚呼ヂヂバカちゃんりん夜は更ける。
11.4 キムラさんが資料を送ってくださる。京都の詩同人誌の記事、竹中出版記念会のこと。貴重なもの、感謝。
午前、図書館。午後、ギャラリー島田。途中で海文堂児童書タナさんと遭遇。児童書紹介継続中。三宮ブックス村田さんの思い出話など、歩きながら。
キムラさんからの資料、〈「麺麭(パン)」第5号(編輯者兼発行者 天野隆一 青樹社 昭和八年二月五日発行)後記〉。
〈「象牙海岸」出版記念會 十二月廿五日 神戸朝日會堂地下食堂にて 出席者二十數氏 福原清、喜志邦三、一柳信二、小磯良平、天野隆一、水町百窓、能登秀夫、堀辰雄、山下三郎、亀山勝の諸氏〉
出席者の名が加わった。
天野隆一。1905~1991年、京都の詩人。
水町百窓。君本昌久・安水稔和編『兵庫の詩人たち』(神戸新聞出版センター、1985年)には、〈本名藤井英雄。生没年月日、出身地不明。昭和6年、神戸で詩誌「詩文家」を大橋真弓らと創刊し、同年、詩集『水晶の家』、翌年に詩集『生活の一章』を佐藤惣之助主宰の「詩之家」から刊行。(後略)〉とある。
能登秀夫。1907~1981年、神戸市生まれ、本名・増田寛(かん)。詩集『街の性格』『都会の眼』など。私は『明治の青年ここにあり』(木犀書房、1970年)を持っている。
場所は「神戸朝日會堂地下食堂」。図書館で「大阪朝日新聞」昭和7年12月分を閲覧。まず12月5日広告欄に「アサヒ食堂」あり。
〈食堂 簡単に御食事と御會会場に最好適特に天ぷらは安價で美味 榮町五 電車通 電元町一六三七 アサヒ食堂〉
肝心の記念会記事。12月23日、「大阪朝日新聞」朝刊神戸版。
〈「象牙の海岸」出版記念會 竹中郁氏の詩集「象牙の海岸」出版記念會が小磯良平、一柳信二ほか數氏の発起で二十五日午後二時より神戸榮町五丁目アサヒ食堂で開かれる。會費五十銭〉
書名に「の」が入っているのは笑い話か、呆れ話か?
「神戸朝日會堂」は朝日新聞神戸支社のビル名。ホールや貸し会場があった。歳末チャリティーバザー、新年用いけばな展の他、浪曲会、古書市など開催の案内記事あり。別に「朝日会館」もあった。
(平野)