雑誌・PR誌から
■ 『ビッグイシュー 日本版 VOL.340』 ビッグイシュー日本
巻頭《私の分岐点》はブックデザイナー・名久井直子。
〈本は孤独な子ども時代の拠り所だった。だから、本のために何かをしたい〉
ブックデザインの仕事は、「自分の仕事が最終形ではなくて、次の時代に引き継ぐ仕事、大切に読みついでもらうためのお手伝い」。
■ 『人文会ニュース NO.129』 人文会
《15分で読む》は倉本一宏「天皇の歴史」。
〈……15分で天皇の歴史を理解するのは不可能である。ましてや、15分で天皇の歴史を理解させる文章を書くのは、さらに不可能である。〉
それでも毎回専門家は執筆してくださる。読む方も専門家のたいへんさを知る。人文書担当者には大きな手助けになる。
■ 『波 8月号』 新潮社
新連載、大塚ひかり「女系図でみる日本争乱史」。第1回「乙巳(いっし)の変と大化の改新」。
〈危機的状況で妻の数がはね上がる。〉
(平野)