2020年12月6日日曜日

古本愛好家の読書日録

  12.3 1日の新聞に、漫画家・水島新司引退のニュースがあった。「男どアホウ甲子園」「ドカベン」「あぶさん」「野球狂の詩」などなど愛読しました。お疲れ様、ありがとうございます。

  12.4 PR誌「波」12月号[没後50年 三島由紀夫特集]。フリーライター・南陀楼綾繁が「34冊! 新潮文庫の三島由紀夫を全部読む[前編]」を執筆、「読まず嫌いのライターが挑む難関文豪?!」。編集部の「全部読んでなんか書いて」の依頼に、「三島は困る」。なぜか。「直感的に、この作家と付き合うのはめんどくさいと思ったからだ」。

新潮社は、「読まず嫌いの読者に、出会いと発見があれば」と、既刊33冊の文庫カバーを一新し、主要11冊に新解説を付す。

 高橋輝次『古本愛好家の読書日録』(論創社)読む。本を入手して読み進めるうちに、過去の本を思い出し、そこから文学者、編集者仲間、古本仲間らとの交友、協力によって、別の本がまた出現する。読書数珠つながり。細い薄い縁なのに私の名前も。


 

 12.5 午前中、図書館。元町原稿「諏訪山」資料、大正8年の神戸市街図など閲覧。次回用資料、正岡子規・夏目漱石本借りる。

本屋さんを覗くと、新潮文庫の冊子「初めて出会う 新・三島由紀夫」あり、いただく。





(平野)