2020年11月21日土曜日

いただきもの

  11.20 独身生活、週末だ! ダラダラ呑み食いして、夜更かしもしてやろう、と思っても、そうはもう呑めないし、呑んだらすぐ寝ている。夜中にトイレに起きる。あーヂヂ、だらしない。

 ギャラリー島田でいただいた本、2冊。




 井上由紀子著 『生涯女優 河東けい』を出版する会 編

『そんな格好のええもんと違います 生涯女優 河東けい』 クリエイツかもがわ

1800円+税

劇団「関西芸術座」は1957年創立。河東けい(1925年大阪市生まれ、本名・西川紫洲江[しずえ])は創立メンバーにして現役の俳優。1992年以来、ひとり芝居『母~小林多喜二の母~』(現在は、ひとり語り『母~多喜二の母~』)を演じ続けている。本書は河東の評伝に、新劇史を加える。書名は出版に際して、河東唯一の注文だそう。

ギャラリー島田のキリさんにいただいた。演劇に詳しくない私にはもったいない本。著者とは本屋時代に何度かお会いしている。

 

 島田誠 『声の記憶 「蝙蝠日記」2000-2020 クロニクル』 ギャラリー島田発行 風来舎制作 頒価1500

島田社長が書いている日記と同ギャラリーメールマガジン(どちらも同ギャラリーのWebサイトで読める)から風来舎が選んで編んだ。ギャラリー20年(その前の海文堂書店やサラリーマン時代のことも)の歴史と島田社長の発言・行動・思いの記録である。

自ら「異端」「偏固暴走老人」と呼ぶ。なぜか作家、お客さん、スタッフが集まってくる。あるスタッフに、どうして「ギャラリー島田か?」尋ねてみた。

〈しばらくして手紙が届きました。「美術館や他のアートシーンにある、見る、見られるアートではなくて、活動するアートだから。アートは、人・時間・空間をつなげることができる。そういう意味でのアートを扱っているのがギャラリー島田だった。――からです」〉

http://gallery-shimada.com/

 

(平野)