2022年7月19日火曜日

ジャンパーを着て四十年

 7.11 今回選挙の投票率は52.05%(朝日新聞)。銃撃事件の衝撃があっても投票率は大きくは上がらない。有権者の半分くらいは無言。現状維持でよい? 1票で変わらんという諦め? 投票を強制できないけれど。

孫と電話、妹が姉の絵本を破ってしまって、姉怒る。

同級生から電話。3年ぶりに会う予定。

夜中から大雨。

7.12 積ん読山が一応消えて(探せばいっぱいあるけど)本屋さん。文庫4冊。

 


7.14 神戸阪急「古書ノ市」。レジに立つ顔見知り男子店主に手を振るが、応えてもらえず。ごぶさたしているから忘れられている。こうしてヂヂは孤独になる。文庫4冊で1300円、満足。ほしい文庫セットがあった。迷う。週末まで残っていたら考えよう。帰宅して調べたら出品セットに1冊欠本あり。今回は見送り。

 


7.16 孫姉妹、ハナカゼのよう。元気回復を待つ。

7.17 「朝日俳壇」より。

〈若き日に引きし傍線桜桃忌 (豊中市)鈴木和子〉

BIG ISSUE434号・435号、表紙・インタビューの人がどいう人か知らないことが多い。435号の裏表紙には英国王子登場。

 


7.18 GFうさこさんからメール。作家ウエブサイトに寄稿したそう。多忙の中連絡(安否確認)くださる。これも介護。

7.19 朝刊に、二代目若乃花訃報。北の湖ら「花の二八(にっぱち)」のひとり。私も同年生まれなので、よく使った。ご冥福をお祈りします。

 また大雨予報。

 

 今和次郎 『ジャンパーを着て四十年』 ちくま文庫 860円+税



自らの服から服装文化史、礼儀作法の由来、流行、家庭・職業・学校生活、衣服の経済を考えるエッセイ集。

関東大震災後のバラック建築スケッチから始まる「考現学」創始者。柳田國男の農村研究に参加するが、「考古」から「考現」転換によって破門される。当時から服装はジャンパー、いわゆる作業服に運動靴でどこでも行く。冠婚葬祭はなるべく辞退するし、どうしてもということなら主催者の了解を得る。頑固・偏屈というのではなく自由を好むだけ。

習慣・慣習は時代によって変わる。職場のクールビズは定着したし、学校制服の選択もだいぶ可能になった。

(平野)