4.22 花壇のさくらんぼが色づいて少しずつ摘み取り。昨年は強風雨でほとんど落ちてしまった。ご近所さんが筍くださって、お礼にさくらんぼお渡し。ものすごい交換アンバランス。
図書館。「金曜」表紙コピー。西村貫一編『山口正造君会見記』(17ページ、1942年、非売品)を借りる。山口は箱根の有名ホテル「ふじやホテル」の経営者。1941(昭和16)年12月「ふじや」訪問。子ら(後継者)に向けて、山口会見感想と彼の長所・短所を語る。褒めるところは褒める、批判すべきところは批判。
午後買い物。いつもの本屋さんで文庫1冊、花森書林で神戸本2冊。
姉孫はパパと大相撲横浜巡業観覧。大好きな力士に手紙を渡して、サインもらって大喜び。写真いっぱい。ちびっ子ファンがたくさん集まったそう。
4.23 「朝日俳壇」より。
〈生涯の一書と出会ひ卒業す (明石市)榧野実〉
天王寺にて、友人夫妻と昼食会。近況・家族の話。ヂヂババごきげん休日。
4.24 孫電話。姉は相撲の話、歌の会の話。妹はパパと公園行って、ハンバーガー食べた話。姉妹とも大きな声、元気元気。
■ 『永井荷風 ちくま日本文学全集031』(筑摩書房1992年)
「日和下駄」「濹東綺譚」「西遊日誌抄」他。荷風は「よく歩くお人」(解説・小沢信男)。こうもり傘持って、下駄履き、江戸の古地図携帯。
〈今日東京市中の散歩は私の身に取っては生まれてから今日に至る過去の生涯に対する追憶の道を辿るに外ならない。〉「日和下駄」より。
(平野)