4.25 買い物ついでに南京町・赤松酒店に呑み会「明日本会」の人数お知らせ。昼間から呑めないので心苦しい。
4.26 ゴールデンウィーク中に1日出勤するため本日代休。今週は休みが多いと思っていたら明日臨時出勤要請あり。
見ず知らずの方から「西村貫一」関連の資料が届く。牧野富太郎研究の方がツテをたどって元町事務局に連絡してくださった。感謝申しあげます。
4.28 「朝日新聞」の2面「ひと」欄に89歳サーファー登場。新しい技に挑戦中、お仕事も現役。「90代が楽しみで仕方がない。僕は『大器晩成』ですから」。
仕事終わって、4年ぶり明日本会呑み会。なんやかやでコロナ期間中も会っている人もいれば、正真正銘4年ぶりの人も。みんなかけがえのない呑み仲間。関西出版界のまとめ役だった川口正さんに献杯。わいわいがやがや、お腹いっぱい呑んでおしゃべり。コーヒー豆、ネコ人形、英文学論文集などをいただく。
4.30 「朝日歌壇」より。
〈横顔の子規載る参考書も見つけそと雨戸繰る亡き父母の家 (京都市)森谷弘志〉
■ 『対談日本の文学 素顔の文豪たち』 中央公論新社編
中公文庫 1200円+税
1964~70(昭和39~45)年中央公論社創業80年記念出版『日本の文学』(全80巻)の付録月報に掲載した対談・鼎談などをまとめて、71年に単行本化。文庫化にあたり、三分冊に編集、その一冊目。
雑誌「中央公論」の歴史は古い。前身「反省会雑誌」(明治20年創刊)は仏教雑誌だったが、明治32年「中央公論」に改題、総合雑誌になった。滝田樗陰編集長によって文芸欄が拡充した。
50年前には幸田露伴、森鷗外、夏目漱石ら文豪を直接知る人たちが健在だった。
「父・森林太郎」 森茉莉・三島由紀夫
三島が鷗外の漱石に対する気持ちを訊ねる。
(森)私はライバル意識があったような気がします。(略)お父さんを見てそう思うんじゃなく、あとで考えてそういう気がします。二人の小説にはおなじようなのもあって、それでかなりうらやましくもあったかもしれないし、そうかって親しみもあったんじゃないかしら、本を贈ったりして。
「夏目漱石を語る」 夏目伸六・中野好夫
文壇のつき合いのない時代。
(中)おもしろいのは、森鷗外さんと、著書の贈りや贈られたりはありながら、ほとんど会ってない。
(夏)そうですね。親父が修善寺で病気した時、鷗外さんが部下を見舞によこされたんですが、恐縮してました。
(平野)