12.16 あやうく図書館に行きそうになる。本日休館日。
「BIG ISSUE」421号、特集は「となりのコロナ」。編集者、作家、医師、社会事業家ら10人がこの2年の生活や体験、考えたことを語る。
12.17 午後から風強く、一気に冷える。夕刊、大阪ビル火災記事、無惨。
12.18 仙台古本屋さんから注文品到着。いろいろオマケ、ありがとう。
12.19 朝のテレビニュース、女優急死事件。ご両親も有名人、小さい時から芸能ニュースで話題になってきた。うちの娘は同い年、誕生日も近いので、成長ぶりを重ねていたこともあった。
■ 関川夏央 『人間晩年図巻 2004―07年』 岩波書店 1900円+税
この年に亡くなった、と明確に覚えている人がいる。あの年に亡くなっていたのか、と思い返す人もいる。本書で名前と人となりを知った人も。
関川は故人を偲び、周縁の人々も取り上げて、あの人、あの時代を思い出させてくれる。
帯に関川のことば。
〈いつが「晩年」なのか本人にはわからない。/死んだらわかる。それまでは他人の「晩年」を読んで、たのしくお過ごしになられるがよい。〉
(平野)