2021年12月11日土曜日

カステーラのような明るい夜

 12.9 家人、目に年齢相応の故障あり、数日入院。掃除・洗濯命令。すぐに次の指令メール届く。

 花森書林でおしゃべり。

 林哲夫『古本スタイル 1』発刊。古書善行堂に発注。

「みなと元町タウンニュース」更新しています、352号。拙稿はやっと「若杉慧」にたどり着く。

https://www.kobe-motomachi.or.jp/motomachi-magazine/2021/12/02/townnews352.pdf

 

 12.10 朝いつもの起床時間、家人に叩き起こされる夢で目覚める。無意識目覚まし時計。予定より早く退院できるらしい。

仕事終わり、駅チカで晩飯おかず鯖塩焼き買って帰る。姉孫がヂヂ生存確認電話くれる。天王寺クッスーからメール、神戸営業訪問の由。

 

 尾形亀之助著 西尾勝彦編 『カステーラのような明るい夜』 

七月堂 2000円+税




 尾形亀之助(190042年)、宮城県生まれ、詩人。幼時から喘息の持病。裕福な家庭の生まれだが、最期は孤独死同然(餓死とも)だった。雨、夜の詩が多い。

「十二月」という詩2編。

〈炭をくべているせと火鉢が蜜柑の匂いがする//曇って日が暮れて/庭に風が出ている〉

〈紅を染めた夕やけ//風と/雀//ガラスのよごれ〉

 書名は「明るい夜」から。

〈一人 一人がまったく造花のようで/手は柔らかく ふくらんでいて/しなやかに夜気が蒸れる//煙草と/あついお茶と//これは――/カステーラのように/明るい夜だ〉

  編者も詩人。

 挿画、保光敏将。装幀、クラフト・エヴィング商會。

(平野)