2022年12月27日火曜日

名短篇ほりだしもの

12.24 ヂヂババへのクリスマスプレゼントは孫来神。ご近所さんも楽しみにしてくださる。

12.25 朝買い物。新神戸駅まで孫お迎え。ヂヂババ、ルンルン。妹はLINE電話で見ているヂヂと同じかどうか判断しかねたようだが、すぐに慣れて、一安心。

12.26 訃報。渡辺京二。ご冥福をお祈りする。

 娘の横浜みやげ、東急沿線のフリーペーパー「SALUS(サルース)」1月号。特集「書店主たちの読書案内」。沿線の6書店。

 


12.27 建築家・安藤忠雄が寄付した児童図書館「こども本の森 神戸」。娘が事前に予約していて、付き添いで入館。多くはお子さん連れのファミリー。若いカップルや年配男性も。90分の入れ替え制。妹も姉と同じように本を開くが、上下逆さま。



 私事、震災コーナーに拙著を置いてくださっています。ありがとうございます。

 

 北村薫 宮部みゆき編 『名短篇ほりだしもの』 ちくま文庫 2011年初刷

手持ちは2020年第5



 宮沢章夫「だめに向かって」「探さないでください」 

 片岡義男「吹いていく風のバラッド」より『12』『16』 

 中村正常「日曜日のホテルの電話」「幸福な結婚」「三人のウルトラ・マダム」 

 石川桂郎「剃刀日記」より『序』『蝶』『炭』『薔薇』『指輪』 「少年」 

 芥川龍之介「カルメン」 

 志賀直哉「イズク川」 

 内田百閒「亀鳴くや」 

 里見弴「小坪の漁師」 

 久野豊彦「虎に化ける」 

 尾崎士郎「中村遊郭」 

 伊藤人譽「穴の底」「落ちてくる!」 

 織田作之助「探し人」「人情噺」「天衣無縫」

  ヂヂが初めて知る作家は、中村正常、久野豊彦、伊藤人譽(ひとよ)。

 中村は女優中村メイコの父。ユーモア小説。

 久野は経済学者。中村武羅夫、吉行エイスケと「近代生活」創刊。

伊藤は室生犀星に師事。戦前芥川賞候補になったが、係りのミスで選考委員全員に作品が渡らず落選したそう。

変わり種は石川桂郎、俳人。理髪店を営む。

(平野)