■ 9.2 ワールドエンズ・ガーデン「読書感想会」
事前の話では、市岡さん、逢坂さん、辻山さんとの鼎談のはずが、大阪の古書店「本のおやつだ人生だ!」? ちゃう「本は人生のおやつです!」坂上(さかうえ)さんも登壇というサプライズ。彼女の「おっさん、売り上げ考えんかい!」的(個人の感想です)発言で幕を開けました。のっけからゾクゾクしてしまったヘンタイおじさんです。
もう一人、会場でカレーを提供してくれたスリランカカレー専門店「カラピンチャ」濱田さんも異業種の立場で参加、発言してくださいました。「書庫バー」吉田さんも出張してくれました。
書店員さん、取次さん、大学生協さん、顧客さんたちで定員満杯。これまでの拙著イベントのなかでは平均年齢がいちばん若いはず。元同僚も一名来てくれました(事情があって名を秘す)。
そもそも、拙著読者として石井代表と想定したのは市岡さんでした。アカヘルも考えたのですが、彼は身内だし、読書傾向が特殊で、説明基準が難しいのです。変に古いことを知っています。「常識人」市岡さんが最適でした。
逢坂さんとは神戸新聞の読書コラムを同時期に担当していました。エンタメ系に強く、コミックやライトノベルにも詳しい人です。
辻山さんとお会いするのは2度目です。勤務されていたリブロ池袋本店の急な閉店は海文堂と共通するところがあります。神戸出身、父上が海文堂によくいらしていて、帆船カバーのかかった本が身近にあったそうです。
海文堂サポーターたちがイベントを企画、開催してくださり、毎回たくさんの人が集まってくださり、著者として感謝の言葉しかありません。皆さん、ありがとうございます。
これからサポーターといっしょに、できることを実行に移します。
■ 『海の本屋のはなし』あれこれ
『出版ニュース』8月中旬号のコラム「本の本」で紹介していただいています。
《最後の店員が綴る本屋と街の物語。》
市岡さんからいただいた小学館のPR誌『きらら』9月号、福岡の書店員さんが日記で拙著に言及してくださっています。
《最後に残るものはやっぱり人と人の記憶なのだなと感じ入ってしまった。》両誌関係者御一同様、ありがとうございます。
(平野)
「本でおやつで人生で」ちゃう、「本は人生のおやつです!」が開店5周年を迎えます。〈本おや古本市!〉 9月11日から20日(14日定休日)