2015年1月1日木曜日

小さな出版社のおもしろい本


新年おめでとうございます  

私、一年余りの「肩書き・所属なし」生活を終了し、
12月からパートタイムの仕事に就きました。
本とは無関係です。
【海】OB小林良宣さんの紹介です。
あろうことか、福岡宏泰さんと一緒です。
勤務地は違います。
彼は西明石、私は須磨です。
3日勤務します。

須磨近辺は風光明媚、文化遺産も多く、
仕事に慣れたら休憩の散歩が楽しみになるでしょう。
隔日の仕事というのは、休みの前日と休みの繰り返しで、
お気楽な毎日を過ごしております。
 
これまでの原稿やお手伝いは断られない限り続けます。
ブログは回数が減っていますが、これもなるべく書きます。

それより何より【海】の本ですが、原稿、現在は手元に戻っています。
有名版元の編集さんに見ていただきましたが、「ボツ」となっています。
多少手直しするつもりですが、基本的なところは最初のままです。
前半は資料に拠り、後半は私のいつもの調子です。
どう着地できるでしょうか。
 
多くの皆様から温かい新年のご挨拶状を頂戴いたしました。
ありがとうございます。
皆様のご健康をお祈りしております。

201511日  平野義昌

 


 

■ 『一度は読んでほしい 小さな出版社のおもしろい本』 
サンエイムック男の隠れ家教養シリーズ 三栄書房 722円+税
 




目次

伊坂幸太郎  仙台ならではの作品を地元出版社と生み出す

全国の出版社と絶対に読んでおきたい名作  無明舎出版 歴史春秋社 寿郎社 荒蝦夷 奥会津書房 西日本出版社 赤々舎 北星社 書肆侃侃房 みずのわ出版 弦書房 ……

8つの小出版社の物語  岩田書院 ミシマ社 フリースタイル アルテスパブリッシング 烏有書林 ナナロク社 夏葉社 鉄筆

地方雑誌が面白い!

小さな出版社の本を応援する地元書店

リトルプレス大集合

……
 
 これまでひとつひとつの出版社が紹介されたことはあっても、まとまったのは初めてではないでしょうか? 全125社と400冊。
 部外者が無責任なことを言ってはいけませんが、出版は志だと改めて知ります。
 個人的には、周防大島の「みずのわ」と、【海】でお付き合いのあった出版社が取り上げられていることをうれしく思います。

「リトルプレス」では、『ほんまに』が『酒とつまみ』や『つるとはな』『BOOK5』などといっしょに書影まで載せてもらっています。きっと取材協力の書店員さんが紹介してくれたのでしょう。感謝感謝。

 もちろん、本書に掲載されていない出版社・ミニコミがまだまだあります。また、ここに紹介されていても、なかなか店頭には並ばないのが現状です。本屋さんにお願いします。常備は無理でも、フェアでこれらの本を並べていただきたく。
(平野)