「ほんまに」連載陣続き
欧州くるっとグルメ本 3 雑書を肴に 中島俊郎
古書店の均一台の「雑書」。最近大狸教授が入手されたのは、山本千代喜『酒の書物』(龍星閣、昭和15年)。コルク、乾杯、航海好きの酒などなど逸話の出典も明記され信頼度あり、俗信・迷信もあまさず収録。「痛風」をおこす病魔の図を見よ。
兵庫文芸探検抄 高橋輝次
古書目録で注文した冊子「『澤田都仁覚書 ひとりの出版人の生にふれて』 田中国男」のこと、著者に直接注文して入手した「津野高雄『古本屋一代』(私家版)」のこと。
横溝正史 作品と神戸 第3回 真紅の秘密 千鳥足純生
横溝初期短篇「真紅の秘密」はじめ神戸を舞台にした作品について。
続映画屋日乗 5 映画と本、映画館と書店 内海千香子
本を題材にした映画、意外と少ない!? 映画と本の現状を考える。
まちと古本屋と 4 岡書店 永田收 文と写真
高架下商店街7丁目にあった「岡書店」のこと。永田さんは花森書林(店舗休業中)のWebサイトで「誰もいない展覧会~猫の眼」を開催中。https://hanamorishorin.com/
わたしたちの知らない神戸 第1回 新港突堤の不思議 青山大介
鳥瞰図絵師新連載。神戸の地理や建造物を探検。今回は神戸港突堤の謎について。
もっと奥まで~ 俵万智『牧水の恋』(文藝春秋) 平野
本誌唯一のおばかコーナー、まだやっています。若山牧水は神戸に縁が深い。