4.28(続き)花壇のさくらんぼの実がなった。毎回野鳥が啄みに来て、ヂヂババの口には入らない。
ギャラリー島田社長から電話、休廊中でも文化支援基金の活動に忙しい様子。本の友だちからメールやハガキ、時短営業や自宅待機、週一出勤。元気でいて、としか言えない。
雑誌と孫の絵本を求めて本屋さん。本日発売の女性雑誌は6・7月合併号になっている。取材も広告もままならないのでしょう。
元町鯉川筋沿い、黄色の花が美しい。ブラジルの「イペ」というそう。2008年神戸市のブラジル移民顕彰事業「海外移住の道」整備により植樹された。駅前の交番はブラジルの教会を模している。記念碑もある。
『タコとミカンの島』を読み進めている。タコ漁や畑作業のない冬の時期、夫の勝美は独身時代神戸に出稼ぎ、御影の酒樽店に住み込んだ。流行のおしゃれをし、映画や演劇を楽しみ、バクチも覚えた。島で遊び人ヤクザもんと陰口を言われ、青年団除名騒ぎもあったが、腕力も知力も漁の腕前も島一番。妻スミエは遊びも働くことも人一倍の勝美に惚れ込んだ。昭和40年頃から豊かな瀬戸内の海に変化が起きる。海の汚染は漁だけではなく、島の植生にも影響が出た。
4.29 近所の小さなスーパーは入場制限していた。カレーを作る。
(平野)