■ 『ほんまに』第16号 くとうてん 476円+税
特集 続・神戸の古本力 続き
○古書店主に聞く ベテラン編 やまだ書店 山田さん
20代前半、梅田で古本屋修業。恐かったのは、本の買い取り。
売るのは簡単、でも何を持ってこられても値段をつけなあかんのですよ。売ると同時に買うのも仕事やからね。○ヶ月以内に出た本やったら定価の何%とか、僕らそんな世界と違う。エロ本から和本まで持ち込まれる可能性があるんですよ。
プロとしての自負がある。若手の活躍にも注目している。それでも……、
周りから笑われるかもしれんけど、初心に返って売上げが少なかってもええやんか、自分の売りたい本を売っていきたいね。
古本屋を目指す人は話をしに来なさい、と言うてはります。
恐い人ばっかり違うよ(笑)。
○古書組合市場レポート セ~ラ編集長
どの書店さんも本を見る目は真剣。みなさん、当たり前なのかもしれませんが、なにか資料を手にしているわけでもなく、頭のなかの知識や情報を駆使して目を利かせ、これだと思う本の束に値段をつけているのだと思われます。そしてその目利き職人たちの手によって流通していくのを待つ本の山。(略)
(続く)
(平野)
いよいよ本日「第14回 町本会」。恵比寿amuにて、19:30より。福岡宏泰・石阪吾郎出演。
平野は本売りで同行いたします。ついでにお江戸見物しますので、しばらくブログお休みでっす。