■ 『BOOK5』 No.13
トマソン社 600円+税
特集 本屋道具図鑑
●内装と什器 古本屋の棚づくり
●一本のネジを笑うものは、一本のネジに泣く。
●神田の自転車と風呂敷
●新刊書店の道具
●道具アンケート
南陀楼綾繁「どうせ本はみつからない」新連載
……以前から、持っているはずの本が見つからないことはよくあったが、いまはもう、どうせ本は見つからないものだと諦めている。たまたま手の届くところで発見できればラッキーだと喜び、なければ捜索に時間を費やすのは諦めて、さっさと図書館や古本屋に向かう。その方が精神衛生上もマシなのだ。じゃあ、なんのためにそんなに本を持っているのかと問われたら、返答に窮するのだが。……
現場の皆さんの創意工夫日常業務改善姿勢がうかがえる特集。
働きもん! アイデアマン!
私、現役時代、軍手とチリ払いのハタキをケツポケットに差していました。“仕事をしているフリ”になります。
同僚Tのポケットには何でも入っていました。各種ペン、消しゴム、ノリ、テープ、カッター、ハサミ、電卓、手帖、メモ、バンドエイド、はんこ……、しょっちゅうそこらに何かを置き忘れていました。
(平野)