■ 日本SF展 7.19~9.28 世田谷文学館 (終了しました)
星新一、小松左京、手塚治虫、筒井康隆、真鍋博を中心に、日本のSFを牽引してきた“第一世代”の作家たちの奮闘ぶりを紹介する展覧会。もちろん、〈SFの父・海野十三〉や古典作品、特撮映画、大伴昌司の〈図解〉、小松が参加した「大阪万博」のことも。
来場者は若い男性(オタク系)ばっかりと思っていたら、男女比6:4(平野推定)、男女共年齢層幅広く。熱心にメモを取る紳士、ご家族連れも。写真撮影許可ゾーンもあり。
世田谷文学館は1995年開設。世田谷ゆかりの作家たちのコレクションを常設・展示。年数回〈企画展〉を開催。
■ 『ほんまに』第16号 くとうてん 476円+税
特集 続・神戸の古本力 以外のもの
○『あしたから出版社』合同フェアによせて 市岡陽子
夏葉社社主・島田潤一郎さんの著書『あしたから出版社』(晶文社)刊行に合わせ、あちこちの本屋で記念フェア開催。これも島田さんの人徳。市岡さん〈喜久屋書店阿倍野店〉のフェアは、近隣の本屋〈スタンダードブックストア阿倍野店〉と共同開催。何せ、あっちにはアカヘルがおる。
島田、アカヘル、市岡が選書した〈あしたからの本〉に、それぞれPOPをつけて展開。両店で買った方には、島田〈ボツ原稿〉コピーがもらえる、という特典付きでした。
○『あしたから出版社』未収録原稿 島田潤一郎
未収録原稿はまだあった。『桜井市でのこと』『室戸のこと。』
知らない町に、僕が編集した本が並んでいる。そう思うと、もう一日も早く、そこへ行きたくなるのである。そこに置いてある本は、僕が持っているものと一緒なのだけれど、なんとなく、それらの本たちが、僕の知らぬうちに少し成長して、知らない町で立派になっているような気がしてならないのである。
●『ほんまに』編集部よりお詫び
「兵庫県古書店マップ」の〈尼崎〉に誤りがありました。申し訳ありません。「ほんまにWEB」に訂正版を掲載しています。
http://www.honmani.net/朝の火野正平さんの番組に、灘の樽屋さん登場。乙仲の苦楽堂入居ビルもちらり。神戸駅通ってロードスさんの近所をかすめて和田岬へ。昨日はハーバーから宇治川沿い登って堀割から東に進み、灘・水道筋、都賀川。