2014年1月30日木曜日

月刊 Blue Anchor


 【海】史(14)―1

 『月刊・ブルーアンカー Blue Anchor』(1

1982年2月。

『読書アラカルテ』から改称。「錨をおろして休む、本の港になればという、願いをこめた」。



1 18ページ

目次

邂逅――「古典愛読」の周辺――  木山蕃

『良い顧客が、良い本屋をつくる』  書香家之

最近の面白本から  植村達男

よみがえる読書経験  佐高信

船と私  藤原裕

郷土誌の窓  N

海文堂案内板

 

『読書アラカルテ』22号から印刷に。これまでは小林の手作業だった。表紙の絵もイラストレーター・倉掛喜八郎に。

 木山は須磨在住の歌人。秦恒平『古典愛読』を読み、読書体験と読書哲学に共感。秦の本を読み進めていきたいと思う。

「一人の作家に邂逅することは、大きな喜びである」

新装した【海】が読者と作品の邂逅の場となるよう願う。

 書香はペンネームでしょう。出版業界の人。顧客として【海】を見守ってくれる。

「良い読者が、良い著者を育ててきたように、コミュニティに良い本屋をつくるのは、良い顧客自身である。と私は信じている。」

 藤原は船舶愛好家。

 植村はほぼレギュラー化。

 佐高はこの号が最終。

〈案内板〉で、開店記念サイン会に高橋洋子、小松達也の名が追記されている。

(平野)

東京から写真。

クラフト・エヴィング商會 星を賣る店  世田谷文学館

http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html