2020年8月6日木曜日

宇野千代と神戸元町


8.1つづき さんちかタウンの古書即売会。古書イベント開催、うれしい。参加店主に挨拶。神戸本2冊、「歴史と神戸 94」(『神戸又新日報』史、1979年)大国正美・楠本利夫編『明治の商店 開港・神戸のにぎわい』(神戸新聞総合出版センター、2017年)。前者は明治17年創刊(昭和14年廃刊)した新聞「こうべゆうしんにっぽう」のこと。後者は明治15年発行の商工名鑑『豪商神兵 湊の魁』を復刻して、解説をつける。中央図書館で神戸史学会復刻本(1982年)を閲覧してきたが、郷土史家の解説はありがたい。
 
 

8.2 「朝日歌壇」8.2より。

〈読んだ本読みさしの本読みたい本読んだことさえ忘れてる本 (さいたま市)丹羽和代〉
 身に覚え、というか、そっくりそのまま我が机上、本棚、寝床まわり。それでもまだ注文しようとしている。

 8.3 林真司『生命の農 梁瀬義亮と複合汚染の時代』(みずのわ出版)届く。高度経済成長の時代に有吉佐和子作品によって告発された農薬汚染。奈良の田舎で医師・梁瀬は無農薬、化学肥料を使わない農業を実践し、経済優先・生命軽視の社会を批判してきた。

みずのわ社主は農業者でもある。現実には少量とはいえ農薬を使わざるを得ない。消費者にも生産者にも危険がある。どのように減らしていくか、安全・安心の作物生産のため努力を積み重ねている。


8.4 夏休みでも孫には会えない。ヂヂは絵本を送る。ババも雑貨いろいろ。
 元町「BIG ISSUE」販売員さんと雑談。本屋さんで注文品やら文庫やら。魚雷さんの新刊見つける。



8.5 これまで「みなと元町タウンニュース」連載「海という名の本屋が消えた」を紹介したのは数えるほど。今回(81)は「宇野千代 『神戸元町風景』」(1930年の随筆)のこと。
 
 

 孫と絵本写真。ヂヂバカちゃんりんり~ん。
 
 

(平野)