2021年6月15日火曜日

ランボーはなぜ詩を棄てたのか

 6.11 NR出版会くららさんからメール。出版業界新聞「新文化」にインタビュー記事。孫のパパも送ってくれる。

 


 姉孫がテレビドラマで老人の遺影を見て、私に「どうしたの」と訊ねる。「死んじゃった」と答える。「ヂヂはずっとここにいてね」。イジワル言うけど、ときどきやさしい。ヂヂバカチャンリン。

  6.12 しろやぎさんメール「くららさんインタビュー記事」着。東京のイモさんに送ってくださったそう。 

 6.13 妹孫はおとなしい。おっぱい飲んで、よく寝て、ウンチもたくさん。夜中、母親はたいへんだろう。ヂヂは家にいるとき夕方の沐浴担当。気持ちよさそう。ヂヂバカちゃんりん。

 6.15 海文堂とも関係の深い元町のお店や会社が廃業。コロナだけのせいではないのかもしれないけれど、まだまだ悪影響は続くことでしょう。

 

 奥本大三郎 『ランボーはなぜ詩を棄てたのか』 集英社インターナショナル新書 900円+税



 フランスの詩人、アルチュール・ランボー。田舎の秀才が詩に目覚め、憧れのパリに出て、詩人たちをギャフンといわせて、放蕩無頼。天才と呼ばれるが、20歳で詩を棄てた。アフリカ他世界を放浪し、37歳で死んだ。

 著者は『ファーブル昆虫記』を完訳したフランス文学者、東京千駄木のファーブル昆虫館「虫の詩人の館」館長。ランボーの生涯を追い、彼の難解な詩を自ら翻訳して、詩を棄てた理由について「一つの回答を提出」する。

(平野)学生時代、友がランボーとヴェルレーヌの愛の生活と破局を説明してくれた。彼が読書の道しるべだった。