4.12 「朝日俳壇」より。
〈文庫本三冊選び春の旅 (東京都大田区)黒崎康夫〉
〈夜桜は飛び出す絵本かもしれぬ (香川県まんのう町)佐藤浩章〉
4.13 掃除仕事。ちり取りや雑巾の埃・塵の色が先週までと違う。黄砂舞い積もる。
蔦屋書店の北田さんから「BOOK FAIR CHAMPIONSHIP 2025 オフィシャルマガジン」が届く。北田さんが実行委員長を務める〈BOOK FAIR CHAMPIONSHIP 書店員がフェアの腕を競い合う王座〉のレポート。
第二回王座決定戦は、昨年の初代チャンピオン久保田さん(MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店)の「MJ新静岡店流 書籍百物語」に、八十二件応募から第一位に選ばれた江藤さん・藤原さん(広島蔦屋書店)「ペア読」が挑む。
久保田さんは「怖い」を集める百物語を三年越しに展開したフェア。百では怖すぎるので九十九冊、一年に三十三冊ずつ集め、今年が最後の年。
江藤さん・藤原さん「ペア読」は、親子が二冊同じ本を買って同じ時期に読む、親子の感想・受け取り方の違いからコミュニケーションが生まれ、読書の楽しさがさらに深まる、という企画。従来の書店員の考えではちょっと出てこない発想。
選考委員、作家の角田光代さん・滝口悠生さん、書店主・久禮亮太さんによる審査の結果、江藤さん・藤原さんが第二回チャンピオンに決定。
書店の閉店、読書離れ、出版不況のなか、北田実行委員長は出版・書店業界全体を盛り上げたい、と様々なイベントを実行している。神戸市の「本屋講座」や「KOBE BOOK FAIR & MARKET」もその一環。
〈……書店の数や出版物の売上というモノサシで過去と比較するのではなく、「今が最高」だと言える業界にしていきたいのです。そして、「今が最高」だと思える業界の中心には、本の売り手である書店員・書店主が存在していなければならないとも思っています。〉
(平野)北田さん、本業も多忙なのに、業界イベント忙しすぎで、ちょっと心配。