2021年2月18日木曜日

あきない世傳 金と銀(十)

 2.14 地震一夜明けてのニュース、10年前の東日本大震災の余震、と知る。

 孫からヴァレンタインのチョコレートとメッセージ届く。字書けるようになった。ヂヂバカちゃんりん。お雛様におすそ分け。

 


 2.15 今回はわくわくしながら読めた。

 髙田郁『あきない世傳 金と銀(十)合流篇』(ハルキ文庫) 620円+税

主人公・幸(さち)は妹の裏切りと呉服商断念のどん底。いくらサディスト著者でもここまで落としたら這い上がらせるしかない。頼りになる友・仲間が江戸に集う。幸はあせらずじっくり知恵を絞り、商品を開発。仲間を信じ、彼らに支えられ、共に精進する。作る者、売る者、買う者、世のタメになる商いを目指す。

 いつもながら卯月みゆきの表紙カバーは美しい。著者の帯イラストはファンサービス。

 


 2.16 歯医者さん、買い物、BIG ISSUE401



 社会運動団体機関誌(季刊)に年3回本の紹介をしている。次号の校正ゲラで、担当さんから意見あり。私の舌足らずの断言で読者に誤解させてしまう箇所があった。恐縮して訂正。きちんと読んでくださっている。深謝。

 2.17 「月刊みすず 読書アンケート特集」(みすず書房)。毎年自分の学力不足(今更どもならん)を思い知る。私の知らない出版物が数多ある。それらを著し、出版し、販売し、紹介し、熟読しておられる方々がおられる。皆さんの努力に黙礼。自分が読んだ本が出てくるとうれしい。


(平野)