2023年7月22日土曜日

仙台あらえみし日和

7.18 暑いけれど、仕事、お医者、買い物には出なければ。

 元書店員、現在牧師の元正章さんから新刊著書『益田っ子 ありがたき不思議なり』(南船北馬舎)をいただく。いまは島根県益田市に赴任中。毎月の通信「益田っ子」をまとめたもの。

 


7.19 訃報、平凡出版~マガジンハウス編集者・木滑良久、国文学者・高田衛。

永井紗耶子『木挽町のあだ討』直木賞おめでとうございます。

 

7.20 午前中臨時仕事、山を切り開いた住宅地。鳥が鳴く。「ホーホケキョ」がいつかのどこかの鳥よりぎこちない。まだ初心鳥か? 午後ギャラリー島田DM作業。

ボーッと生きていても歳は取る。ほとんど投稿しないSNSに友人たちからメッセージをいただく。ありがとさん。毎年思う、頼んない年寄りで申し訳ない。

 孫動画、ハッピーバースデーを歌ってくれる。何よりのプレゼントで、ヂヂバカちゃんりん。今日姉は幼稚園お泊りイベント。妹は自分も行く気でいる。

                             

 土方正志 『仙台あらえみし日和 杜の都で本と暮らす』 

プレスアート 2500円+税



 仙台市の出版社「荒蝦夷(あらえみし)」代表、編集者、作家。取材、執筆、営業、本・読書普及イベントやら企画やら、メディア出演もある。大忙しのはずなのに、2019年に古本屋「古本あらえみし」を開業。北海道の実家を貸すことになり、仙台に家財・本を引き上げる。そのため事務所も移したが、小出版社には広すぎる。1階に本を収めて、古本屋にした。

〈というわけで、本を書き、本を編み、本を売り、今度は古本稼業にまで足を踏み入れて、あと3年ほどで還暦を迎えるのだから、なんともはや本まみれの我が人生である。〉

 河北新報連載「仙台発出版こぼれ話」。著者紹介欄を見ると、古書籍商組合理事やら大学非常勤講師も勤めている。芥川賞作家で仙台書店員・佐藤厚志の推薦コメント、

〈しかし、どんだけ本が好きなんだ、この人は。〉

(平野)本に宣伝用POPが挟まっていて得した気分。「しかし、どんだけ忙しいんだ、この人は」。