2014年6月10日火曜日

人権歴史マップ

 海文堂生誕まつり「99+1」 

記念展 5月31日(土)~6月11日(水)

ギャラリー島田 1階deux

 
6.9(月) 本日の当番はF店長と平野のみ。講義を終えた詩人さんが助けに来てくれた。詩人と皆勤を競うS夫妻は店長放出本(今日はCDも)を毎日購入。
暑い中、お客さんはハンター坂を登ってきてくださる。
広島からお見えの淑女3名様、友人から神戸に行くならぜひ【海】イベントに、と勧められたそう。お子様方が皆神戸で暮らしておられるそう。これもご縁。
大阪女子の古本屋さん、店長GFさん、バイトIさん、凬月堂Hさん、詩人の友人&サポーター、2階常連さん、児童書T、それに我が妻。二回目の方多数。 閉廊後、実行委ミーチング。
 
 


 『人権歴史マップ 淡路・神戸増補版』 一般社団法人ひょうご部落解放・人権研究所 頒価700円(税込) 表紙デザイン・くとうてん
『神戸版』(2005年刊)が品切で、今回淡路を加えて増補版発行。『丹波版』『但馬版』『播磨版』『阪神版』もあり。
申し込みは同研究所。(TEL078-252-8280 
 
「淡路」 高田屋嘉兵衛、由良要塞、人形浄瑠璃、『破戒』のモデル……
 
「神戸」 自由民権運動と住吉、神戸華僑歴史博物館、賀川豊彦、ブラジル移民、東福寺の朝鮮人無縁仏、連合国軍捕虜病院跡、新湊川と番町、夜間中学校、孫文……
 
 海岸通3丁目に「戦没した船と海員の資料館」がある。
 太平洋戦争で戦没した船は合計7240隻(一般船、漁船など)、犠牲者は6万人を超える。戦争に船舶がかりだされた結果で、戦争末期になるほどその数は増大する。
 1994年、遺族が「戦没船を記録する会」をつくり、収集した資料を出版、それらを元に全国で「戦争で沈んだ船と人展」を開催した。967月、神戸の全日本海員組合ホールでも展示し、常設となった。
 戦没船の写真・模型を展示することで、平和について多くの人に考えてもらう。また、戦火の海に二度と船員たちを送らないという船員不戦の誓いも。
(平野)