2021年5月3日月曜日

日々スムース

 4.30 仕事先の居住者さんから大型冷蔵庫搬入のお知らせ。私の勤務日ではないので入口自動ドアを広く開ける鍵を貸し出し。「大型冷蔵庫」と聞いて、思わずチュートリアルの漫才のように食いついて雑談しようと思ったけれど、自重。コロナ前なら絶対やっていた。

 5.1 連休前半天候不安定、雨、風、寒い。孫と遊ぶ。口が達者、憎まれ口・イジワルも言うが、とっても楽しいヂヂバカちゃんりん。

 山形梢編集 『赤ちゃんと百年の詩人 八木重吉の詩 神戸・育児篇』 

ほらあな堂 500円+税



 八木重吉(18981927年)は29年の短い生涯で4年間を神戸で暮らした。結婚して、二人の子どもが生まれた。

重吉が神戸在住中に詠った子育ての詩を紹介する。

4は、妻のお腹に第一子が宿っている時の詩「幼い日」。西宮市の夙川公園にこの詩碑があるそうだ。

本書編集者も子育て真っ最中。重吉の詩に自身を重ねる。育児中の親たちにもエールを贈る。

 

 林哲夫 『日々スムース daily-sumus 2006-2008』 書肆よろず屋 頒価1000

 画家、古書愛好家の林哲夫のブログ〈daily-sumus〉開設15年を記念して、初期3年分から選んで書籍化。個展、著作、装幀、講演や古本イベント、本に関するウンチク、書友との交流、見聞きした世間噺。古書市・即売会に力が入るが、ガツガツしない。混雑している場所は避け、遠くから眺める。知人の買い物や情報は気になるけれど、自分の収穫をほめられたら、「単純によろこぶ」。海文堂と福岡店長の話題も出てくる。

表紙の写真は065月に古書即売会で入手した本、西條八十『砂金』(尚文堂書店、19205版)。

限定500部、サイン入り。

 



(平野)孫の手を借りる。