2023年8月20日日曜日

ふらり珍地名の旅

8.17 娘一家が帰る予定だったが、新幹線ダイヤの乱れで1日延期。ちびっこ姉妹が満員かつ延着の車内でおとなしくできるわけがない。ヂヂババは延びてうれしいけど。

 書店員みほさん(京都)から残暑見舞い。いつもぶっ飛んでいる文面だが、今夏は特にドロドロ模様。

 ネットニュースより、10月神戸阪急に横浜本拠の書店・有隣堂が出店。出店は結構だが、すぐバイバイはなきよう願う。

8.18 ちびっこ台風は横浜に帰った。ヂヂババ、お疲れ出ませんように。

8.19 午前図書館、孫の借りた本返却して、いつもの「神戸ふるさと文庫」コーナー。

 午後、元町「こうべまちづくり会館」。〈KOBE まち大 2023〉のトーク聴講。

松田裕之神戸学院大学教授の「栄町通の開鑿、諏訪山地域の開発」。明治初期、神戸の都市計画を推進した「関戸由義(よしつぐ)」のこと。ヂヂも元町原稿で取り上げた。謎の部分が多い人物。松田教授が史資料探索により、彼の実像に迫る。

BIG ISSUE461、インタビューはフジコ・ヘミング。

 


 今尾恵介 『ふらり珍地名の旅』 ちくま文庫 840円+税



 神話・伝説、地質・地形、歴史的事件・人物、天変地異などなど、地名には人間の歴史・知恵が詰まっている。「珍」の字がつく地名、地名と思えぬ地名、難読漢字、同音異字など珍しく謎多い地名の数々。著者は中学時代から地形図と時刻表を愛読。その場所を訪ね、土地の人たちに話を聴く。地元の人も知らないこともある。

 自治体の合併や区画整理などで古い地名が消えてしまう。地名には物語があり、それを未来に伝えなければいけない。

よそ者がウロウロしてあれこれ訊ねているので、不審者扱いされた話に笑う。

(平野)孫(妹)が本書のカバーを破ってしまう。トホホだが、手の届くところに置いていたヂヂが悪い。